「MTB XCレーサー」プライベートレッスン実施

茨城県桜川市の内嶋のプライベートコースで内嶋亮によるプライベートレッスンを実施しました。
今回はデフナショナルチームのコーチとしてMTBのXCカテゴリーで国内トップグループにも入る選手へのアドバイス、コーチングでした。

11月に国内最高難易度でオリンピックが行われたMTBコースを有する「修善寺」での全日本選手権を終え、色々と課題も見えたであろうと言うタイミング。
先の見えないドロップ、飛び出し口に丸太や石が設置され、飛び出し時にタイヤが弾かれる傾向の強い「修善寺」対策を意識してのセクション設定とコーチングになりました。

プライベートパークで他に走行する人は誰もいなく、セクション造成も好きな場所に好きなものを作ることができるレッスンには最高の環境。
早朝からコーチ自らユンボを操作して今回のレッスン用コース&セクションを造成しました。
「チョップスティック」「天城越えの先の見えないドロップオフ」「パンプのようなウェーブ」「登り返し」
これらをあえて短い間隔で配置し、一つ一つをしっかりとクリアできないと次のセクションを上手くクリアできない設定にし、その重要性を感じることのできるものを目指しました。

今回のハイライトは「チョップスティック」を模した丸太2本を飛び切るセクション。
丸太をジャンプにして飛び出すのですが、丸太を隠すように盛られた土の分量により難易度や見た目の難しさ(恐怖心)が変えられる仕様。
この日の選手の状態やセクションクリアの状態を見て土の量を増減させ、走行時の感覚の「違い」を感じることで、今後セクションを目の当たりにしたときに走りのイメージができるよう「コーチング」をしました。
土から顔を出す丸太の「出具合」「進入速度」により幾つものクリアパターンがあることを知り、今後のレッスンで更にブラッシュアップを目指します。

ダイナコでは今回のようなプライベートレッスンもお受けしています。
*モーターサイクルでは2022年12月より実施しています
自由にセクション設定できることで転倒や怪我リスクを最小限に抑えて実施できることは大きなメリットです。
また、クリア方法が不明確(イメージできない)な状態でチャレンジするのは大変危険です。
必要なアドバイス、適切なセクションで技術向上を目指すことをおすすめします。

ご興味あるライダー、チームの方はご相談ください。