内嶋プロデュース ダイナコラップタイマー販売のお知らせ

練習で周回タイムや区間タイムを走行中にリアルタイムに知る。
これの意味はとても大きい。
元MTBダウンヒルチャンピオンの内嶋はMTB現役時代から練習でタイムを取り、走り方、ラインによるタイムの違いを知り、フィーリングと実際のタイムの差異を減らすことを行なっていた。
これは実際のレースで速く走るためのイメージの構築に大きく役立っていた。

2019年からモーターサイクルのクロスカントリーJNCCに本格参戦を開始し、最高峰カテゴリーAA昇格を目指し、
そして昇格以降はより上位に入るためにトップスピードを上げることを重視した。
これには練習時に周回タイムをリアルタイムに把握し、どのような走り方がタイムが出るのか? 速いと感じた時とミスをした時のタイム差は?
常に意識することが必要不可欠と感じ、周回タイムを測りながらの練習は当たり前となっている。

2022年からは茨城県にある内嶋のプライベートコースを本格的にクロスカントリー仕様に仕立て、ここでの練習が大半を占める。
時折レイアウト変更はするが、同じコースで毎度30分のヒート練習を行う際には、
当然車両に装着したラップタイマーで周回タイムを測りながら行う。
前記した通りの走りの感覚によるタイム差を知ることはもちろん、常にベストタイムを出すという気持ちは30分のヒート練習をゲーム化させ、高いモチベーションと楽しさを与えてくれる。

よし!この周はミスもなく乗れている。
ラップタイマーを確認しベストタイムが出ていればヘルメットの中の顔はニンマリだ。
狙ったラインを外しリズムが崩れるとラップタイムはたかが2分半ほどのコースでも簡単に4〜5秒遅くなる。
ちょっとのミスがこんなに遅れを生むのかという事実をリアルタイムに知ることで、集中力のスイッチを入れることができる。
一人練習でもプッシュできるのはラップタイマーを使用し、自身と向き合い続け、成長を数値で知ることができるからだ。

先日スクール実施の際に生徒さんからどのような練習をしているのか?という質問があり、
ラップタイマーを使用していることを話したところ、それを取り入れたい。
そのような機材はどこで手に入れるのか?
という話になった。

実はこれに適した機材というのは既製品では殆どなく、内嶋も一時使用していたものもトラブルも多いのが現状だった。

しかし、実は2段表示(ラップタイムと経過時間)できるストップウォッチのラップボタンを周回毎に押すことができればこれは叶う。
しかしながらグリップから手を離してボタンを押すことは時に危険であり、本来の「攻めの走り」をその瞬間諦めて減速が必要となる。
そこでストップウォッチのラップボタンを配線により手元にボタンを設置することで、グリップから手を離さず(親指だけは少し離すが)ラップタイムを計測できるものを製作した。

この機材 実は内嶋が代表を務める株式会社ダイナコではMTBイベント運営で15年以上使用している実績あるものだ。
イベントではボタンが光電管というセンサーになるのだが、理屈は同じ。
200人以上の参加者全員の通過ラップタイムを間違いなく取得し続け、電池も年単位で交換が必要ない。

いつものコースでいつもの練習が手軽に楽しくなる。
例えばモトビ(埼玉県川越市モトクロスヴィレッジ)周回タイムは関東圏では多くのライダーが話題にするが、モトビで使えば手軽にリアルタイムに周回タイムを把握することで、走行がより楽しくモチベーションも上がり、タイムアップにも繋がるのではないだろうか。
少なくとも内嶋はこのラップタイマー無しに練習することは無いというくらい楽しめるものだ。

さて、前置きが長くなったが、今回は内嶋がテストを繰り返し現在使用している「ラップタイマー」と全く同じものを受注製造(配線、ボタン増設、固定のためのベルクロファスナー同梱)し販売を始めることになった。

材料の流通在庫の都合によりまずは8個 
送料込み6500円で販売を開始。

ぜひこの楽しさと効果を知ってもらいたい。

ご購入はダイナコBASEから

4月26日追記
販売開始から多くの方にご購入いただき、エンデューロやクロスカントリーのトップライダーの使用も始まった。
また、前記では周回練習に使用としているが、1周(スタートからゴールまで)のタイムアタックでももちろん役に立つことも分かった。
製作者の内嶋は今までよりもトップスピードを上げることを意識し、周回練習の他に「1周タイムアタック」を繰り返す練習に取り組み始めた。
これにより周回時には出せなかったベストラップを更新し、気がつけばこれまでの周回時のベストラップで周回を続けることができるようになる。 つまりはアベレージタイムの向上が実現できたということだ。
もちろんだがこのようなタイムアタックにも押しやすいボタンのおかげで安全に正確にタイムを測ることができる。

また、販売用にはベルクロファスナーが同封され、これをバーパッドやフレームなどフラットな面で粘着が効く箇所に貼り付けてラップタイマーを装着するのだが、バーパッド内部のスポンジにラップタイマーが埋まるような穴を開け、バーパッドの表面にも覗き窓とスタートボタンを押すための穴を開けることで、よりスマートに車両への装着も可能となる。
*下記写真参照
内嶋はこの仕様で車両に付けっぱなしで、高圧洗車もそのまま行っているが今のところ全く問題ない。

少し整備ができる方ならバーパッドへの埋め込み作業は決して難しいものではないだろう。





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