大会名:JNCC2024 第8戦 サンドバレー八犬伝大会(千葉) 10月13日開催
成績:COMP-AA1 7位 総合:10位
公式LIVEリザルト
公式リザルト
BIKE:2025 KTM250XC(2ストローク) basistauto貸与
サスペンション:WP PROサスペンション(Jon it.モディファイ)
タイヤ
F :IRC GX20 90/90-21 チューブ 0.5kgf
R :IRC M5B 120/80-18 チューブ 0.5kgf
セットアップ&メンテナンス:Jon it.
ウェアー:LEATT(ゴーグル、ブーツ、グローブ、プロテクター)
今大会から車両をMY2025 KTM250XCに変更
前戦エコーバレー大会直後から車両をこれまでと同型の250XCの2025年モデルに変更。
ベイシストオートから貸与され、慣らし運転前にJon it.でしっかり納車整備を済ませた。
数時間の慣らし運転の後すぐに本格的な乗り込みを開始し、2024モデルよりもフレーム、リンク周りが非常にしなやかで新車時から優しい乗り味。
アワメーター5時間ほどでフレームヘッド周辺の剛性が高いと感じたため、KTMパワーパーツのPHDSをインストール。
ハンドルクランプ部分にエラストマーダンパーを装着するこのシステムにより、硬いギャップをフロントタイヤが通過する際の手に伝わる振動が軽減され、反射的にハンドルを強く握ってしまうことが大幅に減った。
乗り始めから1ヶ月で19時間以上の乗り込みを経て、歴代マシンの中で最も乗りやすく「乗って楽しい」マシンに仕上がった。
一気に乗り込んだマシンはJon it.でレース前メンテを実施し、不安要素は無し。
選んだリヤタイヤはもちろんM5B EVOで、八犬伝といえばサンド!サンドといえばM5B!
骨盤を意識し安定感と疲労を溜めにくいライディングに
今季特に意識してきた「骨盤立て」は猫背にならず胸を張り体幹に力が入りやすい状態を作るためと理解し、これによりシッティング時にもステップを踏む力が生まれ、加速時にマシンの安定を得るとともに腕に頼らず腕上がりを防ぐ効果を実感している。
乗りやすくなったNEWマシンとの相乗効果でここ1ヶ月は本当に乗ることが楽しく感じ、徐々に自身のトップスピード、アベレージスピードの向上を実感。
今年の八犬伝は極上のサンドコース
過去3回の開催時のコースレイアウトに比べコーナーのコース幅やコーナー半径の大きさが大きく、さらに路面は整えられた箇所が多くなった。
ウッズは非常に短くヒルクライムは昨年に比べ難易度は下がったように感じる。
気持ちよく走れそうなコースは楽しみではあるが、難易度的にトップスピードの高いモトクロス経験者有利というのは多くの参加者が感じたことだろう。
入念な下見とイメージトレーニング
今回もベイシストオートのメンバーとヒルクライムの登り方の解説やラインチョイスのアドバイスなどを交えしっかりとコース下見を実施。
さらに当日は午前のファンクラス終了直後にe-MTBでほぼ1周を下見し、コースの荒れ具合を確認して選ぶラインをイメージした。
気持ち良く攻めた走りでも結果は厳しい
狙い通りスタートが上手く決まり2位でレースが始まる。
すぐに同じベイシストオート所属の成田選手にパスされ3位走行。次々にスピードのあるライダーにパスされ1周目は総合8位。
過去の八犬伝は1周目良いポジションにつけオーバーペースで一気に疲労を溜め、2周目から大幅ペースダウンというパターンだったが、今回はバックマーカーの発生によるラップタイムの低下はあったものの、自身の感覚として過去とは異なる良い感覚で走ることができていた。
順位が決して良くないことは理解していたが、これは根本的なスピード差によるもので、今更焦って攻めたところで逆に遅くなると考え、とにかくスムースに無駄な力を使うことなくできるだけアクセルを開ける走りに集中した。
1時間経過あたりで両足が攣ってしまったが、5分ほどで開放されてからは一気にリズムが良くなり一時15位まで落とした順位を戻し始める。
前記した骨盤を意識したライディングがここ八犬伝でも良い方向に効果を発揮し始めた。
最後までプッシュし続け最終的に総合10位でフィニッシュ。
ヒルクライムはバックマーカーの影響で十分な助走やラインが確保できない場面があり3回ほど登頂できずエスケープしたが、その際も登れない判断を早めにして止まることなくエスケープしたことで大幅なタイムロスと体力消耗を避けることができた。
全体を通じて冷静な判断をしながらペースを落とさず、自身のベストな走りができた印象。
レースを終えて
自身の持つ実力は効率的に発揮できたレースではあるが、順位は総合10位と満足できるものではない。
コース内容的に厳しい戦いになることは予想しており、まさに予想通りではあるのだが、これでよしとはできないのは当然であり、悔しい気持ちがとても強く残る。
スピードアップはまだまだ必要であることがわかったので、今後の練習では
・もっと早くアクセルを開ける(そのための何かを掴む)
・もっとアクセルを開ける(アクセル開度)
・無駄な力は使わない
・状況に合った効率的な乗り方を貪欲に求める
これらを意識していこうと思う。
自身のブランドDYNOCLEANの初出展
内嶋が立ち上げたDYNOCLEANのJNCC初出展でした。
生分解性のエアフィルター洗浄剤の販売、デモンストレーション、洗浄サービスを実施し、多くの方に利用いただきました。
今後もJNCCやWEXに出展を予定しているので、ご自身のバイクライフにマッチしそうな方は是非洗浄をご覧くださいね!
・灯油や溶剤系クリーナーの匂いが嫌い
・洗ったエアフィルターを家の中で乾燥させると家族に臭いと言われる
・洗浄後の洗浄液の処理が面倒
といった悩みをお持ちの方にはバッチリな商品です。
「家の洗面台で洗っても家族にバレない」なんて報告もありました。
是非お試しくださいね!