内嶋 亮JNCC 八犬伝参戦のお知らせ

内嶋 亮は今週末11月2日に開催されるJNCC(ジャパン・ナショナル・クロス・カントリー)最終戦「八犬伝」に新たな体制で参戦いたしますことをご報告申し上げます。

KTMジャパン ライダーサポートプログラムにより250 XC-Fを導入

今大会より、正規ディーラー推薦によりKTMジャパンのライダーサポートプログラムを通じて、新たに「KTM250 XC-F」に乗ることになりました。
オプションパーツによりオリジナルマップのインストールが可能になるなど、非常に面白い車両です。

また、サスペンションには「WPスタンダード」にテクニクスチューニングを施した仕様をインストールします。これは、来シーズン以降の本格的なレース復帰に向けたテストも兼ねた参戦となります。

テクニクスとの新たな取り組み:WPサスペンションのテストライダーに就任

以前、テクニクスのハスクバーナ試乗車に試乗した際、前後サスペンションのフィーリングに深く感銘を受け、自身の車両への装着を強く望んでおりました。
この思いをテクニクス様にお伝えしたところ、これまでのレースレポートや製品評価といった実績が評価され、この度、KTMグループの車両に装着されるWPサスペンションのテクニクス仕様のブラッシュアップに向けたテストライダーとして抜擢いただく運びとなりました。
まずは、このサスペンションで実戦テストを開始いたします。

事前練習でのフィーリングは非常に良く、特に大きな入力(衝撃)を受けた際のタフネスさと安定感、それによる車体ピッチングの少なさが印象的でした。
私の体格(165cm、63kg)は小柄で、ライディングスタイルも比較的穏やかであるため、「内嶋仕様」の車両は多くのクロスカントリーライダーの皆様に共感していただけるものと確信しております。近い将来、このテクニクスチューニングサスペンションを皆様にご体験いただけることを楽しみにしています。

怪我からの復帰と来期へのステップ

7月の田沢湖大会で負った右手中指の骨折はまだ完治しておらず、アクセルを完全に握り込むことが難しい状態が続いています。しかし、この期間に上半身・下半身ともにフィジカルの強化を図ってきました。
今回の参戦は、新しいマシンと新たなチャレンジとともに、来期に向けた方向性を探る非常に楽しみな一歩となります。

昨シーズン後半から信じられないほどの不調に見舞われ、正直なところレースを半ば諦めかけていた時期もありました。
しかし、そうした状況の中でも培ってきた経験、知識、実績を活かし、このモーターサイクルの世界でライダー活動を仕事に繋げられていることに心から感謝しております。

今シーズン最終戦となる「八犬伝」での走りを大切にし、全力で挑んでまいります。

引き続き、温かいご声援をよろしくお願いいたします。

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