iRCタイヤは2025シーズンJNCCにおいてiRCタイヤを装着した車両の試乗を実施します。
イベント名:JNCC第2戦 サザンハリケーン
試乗会日:2025年3月22日 14:00-15:55
試乗車:KTM250SX-F クロスカントリーモディファイ車 2台
装着タイヤ:車両1 フロント GX20 リヤGX20(140/80-18)
車両2 フロント GX20 リヤM5B EVO(140/80-18)
iRCサポートライダー兼試乗会担当の内嶋 (COMP-AA1#7)コメント
今回はリヤタイヤにGX20とM5Bという2台のマシンを用意します。
プラザ阪下は非常に固くなりやすい土質であり、こういった路面ではGX20のようにエアボリュームがありブロック高が高くないタイヤが扱いやすいと感じています。
エア圧はライダー体重やライディングスタイルによりますが0.4〜0.7くらいの範囲でセットし、接地面積を確保ししっかりグリップさせて進ませる。
反面でフラットコーナーなどはリヤタイヤをスライドさせ車体をいくべき方向にアクセルを開けて進ませる。
相反することではありますが、どちらもちょうど良いところにあるのがGX20の特徴と言えますのでおすすめタイヤとして試乗会に出すことにしました。
FIMタイヤはシーズン中盤以降使用しないといけないラウンドも多くなりますから、一度試してみたいという方もこの機会にぜひ!
もう1台にはリヤにM5B EVOを装着しました。
GX20とは真逆で、iRCのエンデューロタイヤの中では最もブロックが高くハイグリップなタイヤです。
路面の硬いドライコンディションでは性能を発揮しきれないのは否めませんが、コース整備され(路面がほぐされ)サンド質になった時や、昨年のJNCCのように雨天マディとなれば走破性は抜群でアドバンテージは非常に大きくなります。
またサザンハリケーンといえば丸太やタイヤの人口セクションが印象的ですが、ここでは障害物に対しフロントタイヤを上げること(フロントアップ)がセクションクリアには必須と言えます。
特に悪いコンディションではフロントが上がりにくくなりますが、M5Bはそんな場面でもしっかりと路面を捉えフロントアップに貢献してくれます。
内嶋もレースではドライならGX20を。路面が柔らかくなればM5Bを選択するつもりですので、ぜひ皆さんも両方のタイヤをお試しください!
3月22日 14:00から 試乗会エリアのiRCテントでお待ちしています。
試乗車の紹介は過去の記事をご参照ください








