iRCタイヤは2025シーズンJNCCにおいてiRCタイヤを装着した車両の試乗を実施します。
イベント名:JNCC第3戦 ビッグディア広島
試乗会日:2025年4月19日 14:00-15:55
試乗車:KTM250SX-F クロスカントリーモディファイ車 2台
装着タイヤ:車両1 フロント GX20 リヤGX20(140/80-18)
車両2 フロント GX20 リヤM5B EVO(140/80-18)
iRCサポートライダー兼試乗会担当の内嶋 (COMP-AA1#7)コメント
今回も前回大会同様にリヤタイヤにGX20とM5Bという2台のマシンを用意します。
今回のコースは非常に固くなりやすい土質であり、土に半分埋まった石が続く加速場面などもあり、こういった路面ではGX20のようにエアボリュームがありブロック高が高くないタイヤが扱いやすいと感じています。
エア圧はライダー体重やライディングスタイルによりますが0.4〜0.7くらいの範囲でセットし、接地面積を確保ししっかりグリップさせて進ませる。
反面でフラットコーナーなどはリヤタイヤをスライドさせ車体をいくべき方向にアクセルを開けて進ませる。
相反することではありますが、どちらもちょうど良いところにあるのがGX20の特徴と言えますのでおすすめタイヤとして試乗会に出すことにしました。
FIMタイヤはシーズン中盤以降使用しないといけないラウンドも多くなりますから、一度試してみたいという方もこの機会にぜひ!
もう1台にはリヤにM5B EVOを装着しました。
GX20とは真逆で、iRCのエンデューロタイヤの中では最もブロックが高くハイグリップなタイヤです。
路面の硬いドライコンディションでは性能を発揮しきれないのは否めませんが、昨年大会のように雨天マディとなれば圧倒的にアドバンテージがあります。
また土質や土の硬さがコース中でコロコロと変わるビッグディアの柔らかい土質で斜度のある区間では、しっかりと進み、しっかりとブレーキを効かせてくれるM5Bはとても心強い相棒となってくれるでしょう。
雨天となればチューブ運用し、レース後半にコースが荒れセクションクリアが難しいとなれば、空気圧を落としグリップを上げ走破するという戦略もありと考えます。
内嶋はレースではドライならGX20をムースで使用。雨が降り路面が柔らかくなればM5Bを選択するつもりですので、ぜひ皆さんも両方のタイヤをお試しください!
4月19日 14:00から 試乗会エリアのiRCテントでお待ちしています。
試乗車の紹介は過去の記事をご参照ください








